北雪　純米吟醸　佐渡國　遠心分離酒

遠心分離機の中でも２種類あり「小遠心分離機」と呼んでいる機械を使用しております。

小遠心分離機は中に約3ℓの容器が３つついており、もろみを入れ高速回転で回す事により比重の重い酒粕が容器の底に溜まり遠心力で圧縮されたような状態となります。回転終了後に容器を取り出し直ぐに手作業で1本1本詰め作業を行います。

通常の遠心分離機は酒と酒粕に分けながら別のタンクへと送られ2～3日かけて混ざった酒粕を沈殿させ上澄みだけを瓶に詰めていきます。ですので、小遠心分離酒はタンク工程を経ないので直ぐに瓶詰めを行いフレッシュ感が倍増します。
また、沈殿を待たずに瓶詰めするので、ささにごりとなり通常遠心分離機よりも味わい豊かな酒質となります。