四万十川の支流である黒尊川の水を引き込んだ西土佐地区にある棚田で出来た「ヒノヒカリ」を100%使用し、その米を育てた黒尊川の伏流水で仕込んでいます。酒造好適米ではなく一般米である「ヒノヒカリ」で醸した特徴のあるお酒です。
本物のひやおろしを目指していたところ、四万十町の山奥に、生姜の貯蔵庫に使っていた洞窟がある事を知り、借りることが出来たそうです。
洞窟内は、1年中温度変化が無く。15~20℃と安定していて、湿度は90%あるそうです。
低温のような若さを保ちながら熟成とは異なり、旨みや米の持つ本来の甘みも加わって良い状態で熟成をかけることができます。
3月下旬に、洞窟に入れ約半年寝かせていたものです。
火入れ後も無濾過で瓶詰めしたお酒は、濃い山吹色で、お米を炊いた時の香りが漂い、しっかりしたボディと酸味がある濃潤なタイプのお酒です。
味わいは穏やかにて、しっかりとした酸と甘み、丁度良い余韻を残しながらズバッと後口がキレていきます。
盃を重ねたくなる食中酒に仕上がっています。
※未成年者の飲酒は法律で禁止されています。
使用米 | 特別栽培米ヒノヒカリ |
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精米歩合 | 55% |
日本酒度 | +6.0 |
酸度 | 1.7 |
価格 |
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